プログラムを動かした瞬間、画面に英語のメッセージがずらり。
「英語、苦手なんだけど…」
「何が書いてあるのか、さっぱりわからない」
そう感じて、思わず目をそらしたくなった経験はありませんか。
でも、安心してください。エラーメッセージに出てくる英単語は、実はそれほど多くありません。よく出てくる単語をいくつか知っておくだけで、エラーはぐっと読みやすくなります。
こんにちは。株式会社ミカミ採用サポートチームです。以前の記事「エラーは『失敗』じゃなかった。」では、エラーとの付き合い方をお伝えしました。今回はその続編として、エラーメッセージによく出てくる英単語を、「まず何を疑えばいいか」とセットでご紹介します。
まずは、エラー文の読み方から
エラーメッセージは、だいたい次の3つでできています。
種類:どんなタイプのエラーか(〇〇Errorなど)
場所:どのファイルの、何行目で起きたか(line 12など)
内容:何が起きたのか
例えば、こんなエラーです。
TypeError: Cannot read properties of undefined (reading 'name')一つずつ分解すると、
TypeError:データの種類に関するエラー
Cannot read:読み取れない
undefined:中身が決まっていないもの
reading 'name':「name」を読もうとした
つまり、「中身が空っぽのものから、nameを取り出そうとしたけれど、できませんでした」という意味です。
こうして見ると、ただの英語の文章だとわかりますよね。
頻出の英単語
error / warning
意味:errorは「エラー」、warningは「警告」
まず疑うこと:errorは動かない原因です。warningはひとまず動いていても、「このままだと問題が起きるかも」という注意なので、後で確認しましょう。
line
意味:行
まず疑うこと:「line 12」とあれば、まず12行目を見に行きます。ただし、本当の原因はその少し前の行にあることもあります。
not found
意味:見つからない
まず疑うこと:ファイル名やURLのつづり、置き場所が合っているかを確認します。Webサイトの「404 Not Found」も、ページが見つからないという意味です。
undefined / not defined
意味:定義されていない、中身が決まっていない
まず疑うこと:名前のつづりミスや、使う前に準備(定義)をし忘れていないかを確認します。
null / None
意味:空っぽ、何もない
まず疑うこと:データがまだ入っていないのに、使おうとしていないかを確認します。
syntax error
意味:文法の誤り
まず疑うこと:カッコやクォーテーション(' や ")の閉じ忘れ、記号の打ち間違い、全角文字が紛れ込んでいないかを確認します。
unexpected
意味:予期しない、想定外の
まず疑うこと:「ここにこの文字が来るのはおかしい」という意味です。その場所や直前の行に、余計な記号や足りない記号がないかを見ます。
expected
意味:期待される、あるはずの
まず疑うこと:「expected ')'」なら、「ここに ) があるはず」という意味です。書き忘れていないかを確認します。
missing
意味:足りない、欠けている
まず疑うこと:必要な部品や情報が抜けていないか確認します。入力すべき値が渡されていないこともあります。
invalid
意味:無効な、正しくない
まず疑うこと:入力した値の形が正しいかを確認します。例えば、数字を入れるべきところに文字が入っていないか、などです。
permission denied
意味:許可がない、拒否された
まず疑うこと:そのファイルや場所を操作する権限があるかを確認します。自分で解決できないときは、早めに相談しましょう。
timeout
意味:時間切れ
まず疑うこと:通信がつながっているか、処理に時間がかかりすぎていないかを確認します。
deprecated
意味:非推奨、古い書き方
まず疑うこと:今は動いていても、将来使えなくなる可能性があるという警告です。新しい書き方を調べてみましょう。
全部覚えなくて大丈夫
ここで紹介した単語を、今すぐ全部覚える必要はありません。
エラーに出会ったときに、この記事を開いて確認する。それを何度か繰り返すうちに、自然と頭に入っていきます。
わからない単語が出てきたら、エラー文をそのまま調べてみるのもおすすめです。同じエラーに出会った人の解決方法が、きっと見つかります。
英語が苦手でも、エラーは読める
エラーメッセージは、あなたを責めているのではなく、問題の場所を教えてくれている道しるべです。
英語が得意である必要はありません。よく出る単語をいくつか知っていて、落ち着いて読もうとする姿勢があれば十分です。
次に英語のエラーに出会ったら、ぜひ一つずつ分解してみてください。
「なんだ、そういうことか!」と思える瞬間が、きっと来ます!
株式会社ミカミ
採用サポートチーム
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