「全部覚えなきゃ」は大間違い。エンジニアは「調べる仕事」だった
プログラミングの入門書を開くと、見慣れない単語や記号がずらりと並んでいます。
「これを全部覚えないといけないの?」
「覚えるのが苦手な自分には、無理かもしれない」
そう感じて、ページをめくる手が止まってしまった人もいるかもしれません。
でも、ここで一つ、うれしいお知らせがあります。
エンジニアは、全部を覚えている人ではありません。必要なときに、必要なことを調べられる人なんです。
こんにちは。株式会社ミカミ採用サポートチームです。今回は、未経験からエンジニアを目指すときによくある思い込み、「全部覚えなきゃいけない」についてお話しします。
経験豊富なエンジニアほど、毎日調べている
例えば、画面に今日の日付を「2026/01/01」の形で表示したいとします。
何年もエンジニアをしている人でも、「あれ、どう書くんだったかな」と調べることは珍しくありません。
使う言語やツールによって書き方が少しずつ違いますし、ツールは日々新しくなっていくので、すべてを覚えておくことは、そもそもできないからです。
だからエンジニアの画面には、たいていコードを書く画面の横に、調べものをするための画面が開いています。
調べながら書くのは、恥ずかしいことではありません。それが、エンジニアの普通の働き方です。
覚えるのは、「答え」ではなく「探し方」
では、エンジニアは何を身につけているのでしょうか。
一つは、「どこを見れば答えがありそうか」という見当をつける力です。
もう一つは、「何がしたいのか」を正しく言葉にする力です。
辞書を引くときに、すべての単語を覚えている必要はありません。でも、辞書の引き方を知っていれば、知らない言葉にも出会えます。
エンジニアの「調べる力」も、それによく似ています。
今日から使える、調べ方のコツ
1. 「何がしたいか」を一文にする
「動かない」ではなく、「ボタンを押したら、文字の色を変えたい」のように、やりたいことを具体的に言葉にします。これだけで、調べる精度が大きく変わります。
2. 言語名と、やりたいことを組み合わせる
「(言語名) 日付 表示」のように、使っている言語の名前を入れて検索すると、目的の情報にたどり着きやすくなります。
3. 公式の資料を読む習慣をつける
言語やツールには、つくった人たちが公開している「公式ドキュメント」があります。最初は難しく感じますが、いちばん正確な情報源です。
4. 情報の日付を確かめる
IT業界は変化が速いので、数年前の情報が今は使えないこともあります。記事がいつ書かれたものかを確認するクセをつけましょう。
5. AIも、上手に頼る
最近は、生成AIに質問しながら調べることもできます。わかりやすく説明してもらえる心強い相棒ですが、ときどき間違えることもあります。答えをそのまま使うのではなく、実際に動かしたり、公式の資料と照らし合わせたりして確かめることが大切です。
調べているうちに、自然と覚えていく
もちろん、基本的な書き方は、使ううちにだんだん頭に入っていきます。
でも、それは机に向かって暗記したからではありません。何度も調べて、何度も使ったから、自然と身についたものです。
最初は、一行書くたびに調べていたことが、いつの間にか調べずに書けるようになっている。
ふと気づいたその瞬間に、自分の成長を実感できるはずです。
「覚えられない」は、あきらめる理由にならない
エンジニアに必要なのは、記憶力の良さではありません。
わからないことを、わからないままにしない。調べて、試して、確かめる。その地道な積み重ねです。
ミカミが大切にしている「凡事徹底」は、まさにそういう当たり前を丁寧に続けることだと考えています。
「覚えるのが苦手」と感じているあなたも、大丈夫です。
調べる力は、今日から少しずつ育てていけます!
株式会社ミカミ
採用サポートチーム
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